【貯まるお金】年間のお金を家計診断、4人家族のシミュレーションから3つの軌道修正のポイントとは?

今回は年間のお金の管理の仕方について、モデル家庭のシミュレーションを参考に解説していきます。
あなたのご家庭では、年間のお金の家計費理はどのように行っているのでしょう?
お金がなかなか貯まらない理由ってもしかしたら年間のお金の管理に問題があるのかも・・・
そこで今回は年間のお金を家計診断!ボーナスの活用で目標に向けて軌道修正していきませんか!
【貯まるお金】年間のお金を家計診断

年間のお金の内容には、火災保険料、その他損害保険料、医療保険や生命保険、または学資保険など、サラリーマン家庭であれば、ボーナスを利用していくつか年払いをしているケースもあるかと思います。
今まで、ごく当たり前に払っていた保険料・・・本当にその金額は必要なのでしょうか?
維持費のかかる車の所有のあり方についても考え方を見直していくことで、一気に貯める体質へと近づいていけます。
【 貯まるお金】 年間のお金の支出合計、4人家族シミュレーション

モデル家庭 夫38才 妻34才 (パート) 子供2人(小学1年・小学3年) 4人家族 |
【 貯まるお金】4人家族の年間支出の洗い出し
夫手取り 38万 ボーナス平均年間合計 80万 |
妻手取り 8万 ボーナス平均年間合計 20万 |
35年の住宅ローン |
車2台ローン |
①年間の支出内容 (火災保険・医療保険・終身保険・自動車保険・タイヤ代2台分)
火災保険料 | 40,000円 |
医療保険料 夫 月4000円 | 48,000円 |
終身保険(生命保険) 夫 月25000円 | ★ 300,000円 |
自動車保険 夫・妻 2台分 | ★ 240,000円 |
車(普通自動車)メンテナンス代貯金 (車検・点検・タイヤ) 夫用 | ★ 100,000円 |
車(普通自動車メンテナンス代貯金 (車検・点検・タイヤ) 妻用 | ★ 100,000円 |
合 計 | 828,000円 |
②毎月の積立金合計
学資保険積み立てとして2人分 | 30,000円 |
慶弔費の積み立てとして | 10,000円 |
家族旅行用 | 20,000円 |
月の必要積立額 | 60,000円 |
③毎月の返済予定額
住宅ローン | 100,000円 |
車2台のローン合計 | 50,000円 |
返済予定額合計 | 150,000円 |
※住宅ローン、車のローンについては、ボーナス返済型ではなく月々の返済型のモデル家庭です。
一カ月の収支決算
給料合計 夫 380,000円+妻 80,000円➡460,000円 |
毎月引かれる金額 460,000円(必要積立額)-150,000円(返済予定額)➡310,000円 |
ひと月の家計費 310,000円-100,000円(住宅ローン)-50,000円 (車2台のローン) ➡⁼160,000円 |
※上記の計算の結果ひと月の使える家計費は、16万円という結果となります。
上記の結果からの家計診断をしていきましょう。
【貯まるお金】年間のお金の家計診断!2つの軌道修正で見えたこと

上記の年間の家計シミュレーションを家計診断!検討すべきことは下記の2つの事があげられます。主に上記の表で★マークのついた箇所です。
将来の子供たちの成長考えた時かならず必要となる教育費は学資保険だけで十分とはいえません。
いますぐできる年間の家計診断で未来へ向けて軌道修正!将来のお金を貯めていく体質に生まれ変わることができます。
将来のライフプランに向けて家計修正
問題として、大きくあげられるのは、夫婦2人のボーナス合計100万は、年間保険料と自動車維持費でほとんどなくなってしまうといった現実!将来へ向けての貯金スタイルへと今すぐ家計修正が必要でしょう。
いずれ訪れるお子様2人の教育資金は、学資保険だけではなく、塾代他さまざまな経費が予想されます。
1.夫の終身保険が家計を圧迫

子供が小学生の時期は、将来の教育資金をためていく時期となります。掛け金の高い終身保険は解約し、掛け捨ての生命保険を検討していきましょう。変更後は、月25,000円から月5,000円程度に減額になります。
結果として、ボーナス300,000円の支払いが60,000円になり、なんと240,000円の減額が成功しました!この時点で貯金できる金額は▶240,000円に!
2.自動車保険の見直しと軽自動車の検討
1台を軽自動車にして、保険料も見直していくと保険料は2台で14万円まで下げることができます。
年間のガソリン代や車メンテナンス費用も1台を軽自動車にしていくことで、車検代もおさえられ2台で毎年200,000円の車維持費も150,000円まで下げることができます。
貯金できる予想金額▶車の保険料がの240,000円から140,000円に ▶車維持費代は、2台で200,000円から150,000円へと減額になりました。
貯金できる金額は減額した合計150,000円となります。

終身保険と自動車保険の見直しで変わる将来設計
どうでしょう。今回は主に、終身保険と自動車保険の見直しについて考えてみました。
シミュレーションではありますが、もしあなたの家計状況がちょっと似ているとしたら、いますぐライフプランの見直しをされることをオススメします。
上記のモデルパターンでは、終身保険で240,000円!自動車保険と自動車維持費で150,000円!合計390,000円が
貯金できる結果となりました。年間のお金をシミュレーションして保険料を中心に見直しただけで生まれたお金、3年後、5年後には、120万円、200万円と大きくお金が育てていくことができます。
人気のある積み立てNISAの運用にもこの機会に是非チャレンジしてみるといいですね!
最後に

収入と支出のバランスの中で、ボーナスも含めた全体の家計管理はとても大切。
毎月の家計の支出だけではなく年間の支出内容についてもお金を見える化していくことで、家計全体の風通しがよくなります。
今現状のライフプランでいいのかどうか立ち止まり、改めてしっかりと見つめ直してみましょう。きっと家族の将来のライフステージがみえてくるでしょう。何を辞め、目標をどこにおいていくのかで暮らし方そのものを見直していくことができます。