【貯まるお金のしくみ作り】第7章 家計プランの将来設計、つみたてNISAと銀行預金で運用!
2022年、今年に入ってかせ早ひと月が過ぎようとしていますが
あなたの今年の家計の目標、順調に進んでいますか?
今回は、ある目標に向かって進み始めたAさん夫婦から家計の見直しについてのご相談をうけました。
Aさん夫婦は、家計の見直しと同時にはじめてのNISAにも挑戦したいとのこと・・
Aさん夫婦の基本情報
・夫35才 サラリーマン 手取り 25万 ボーナス 夏50万 冬60万
・妻30才 専業主婦
・子供 7才と9才の2人兄弟
【貯まるお金のしくみ作り】家計プランの将来設計
Aさん夫婦の描く未来は?
サラリーマン家庭のAさん宅では、結婚してから8年間賃貸住宅に住んでいます。
今回、子供たちの成長とともに3年後を目標に念願であるマイフォームを持ちたいとのこと。
貯金は現在、ボーナスで貯めた300円万程。
住宅資金として、あと200万円ほど貯めていきたいとの希望をお持ちです。
マイフォームの夢へ近づく資産形成とは
さっそく家計の改革に取り組み始めました!
今まで定期預金で積み立てをしていた30,000円を、今年からNISAでの運用に変更することに。
その他食費や日用品の使い方の見直しや、ダンナ様の生命保険を終身生命保険から、定期保険である掛け捨て保険へと見直しと、努力した結果、以前に家計費を減額させることはできたということですが、はたして・・・
定期付き生命保険とは?
定期保険(ていきほけん)とは、生命保険のうち保障期間を契約時に定め、契約終了時の返戻金のないものを言う。いわゆる「掛け捨て保険」
引用元 Wikipedia
現在の支出状況は
家賃 | 60,000 |
傷害保険 家族タイプ | 2,600 |
医療保険 家族タイプ | 4,000 |
生命保険 家族タイプ | 3,000 |
保険合計 | 22,600 |
電気代 | 8,000 |
電話代 | 5,000 |
ガス代 | 8,000 |
光熱費合計 | 21,000 |
食費・日用品 | 40,000 |
雑費 | 20,000 |
ガソリン代 | 10,000 |
生活費合計 | 70,000 |
定期積立 | 10,000 |
定期積立 | 12,000 |
定期積立 | 8,000 |
互助会 | 3,000 |
互助会 | 3,000 |
積立合計 | 36000 |
定期積立 | 10,000 |
積み立てNISA | 30,000 |
貯金合計 | 40,000 |
支出合計 | 249,600 |
現在 収入が250,000円、支出合計が249,600円となります。
収入と支出のバランスはほほ同じであまりにも家計に余裕がありません。このままの家計状態で、3年後のマイフォーム資金となる住宅資金は貯めていけるのでしょうか?
今後、住宅資金として貯めていきたいお金の目標は200万円です。
【貯まるお金のしくみ作り】家計プランの軌道修正
お金を貯めるためには、当たり前の日常を見直すことが大切です。今本当に必要なことは何だろう?将来かならず必要となってくることは何だろう?
家計プランの軌道修正、2つの見直し事項
一歩前進した新プランをご提案
1.車は2台必要?
車2台の保険料、車検用積み立てがは、毎月の家計負担に。
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ダンナ様が毎日の通勤で、駅まで乗っていた車は手放し自転車通勤に変更。
1台の普通自動車を夫婦で共有することにしました。
駅に借りていた駐車場代金7,000円から、自転車の駐輪場代金2,000円に変更。
結果▶ 軽自動車の保険料5,000円、軽自動車の車検代積み立て分8,000円、駐車場代金7,000円のあわせて21,000円の節約となることに。
2.つみたてNISAの運用をオススメした理由
理由▶ つみたてNISAでは1年間の年間投資の上限額は、40万円まであるため、積み立てで運用できる金額を増やし運用益を増やしていくことを提案。
つみたてNISAの運用では下記のようなシュミレーションを描いていくことができます。
※比較例 つみたてNISAで、30,000円を3年運用した場合と、5年で運用した場合のシュミレーション結果 (年利は想定利回りとなります)
月30,000円 ▶ 年利3パーセント ▶ 期間3年 1,881,028円 原資 1,800,000円 運用益 81,028円
月30,000円 ▶ 年利3パーセント ▶ 期間5年 3,232,336円 原資 3,000,000円 運用益 232,336円
つみたてNISAの概要 参照 金融庁
【貯まるお金のしくみ作り】驚きのつみたてNISAの複利効果
いかがでしょう、つみたてNISAでは、複利効果で3年よりも5年ほど寝かしててくと運用益を増やしていくことができます。つまり2年延ばしただけでも、同じ積み立て金額から、15万円ほどお金を生み出してくれるというわけですね!
この複利効果は絶大! せっかくつみたてNISAでの運用を始めるのなら運用期間には敏感になるといいでしょう。
Aさん宅では、2月からつみたてNISAを30,000円予定していますので、3年後にはシュミレーション結果より、200万弱のお金を貯めることが予想できます。5年に期間を延ばしていくことで、お金はさらに成長し320万円ほどのお金を貯めることができていきます。
当初は住宅資金用として考えていたつみたてNISAでの運用ですが、長期で考えていくことで、教育資金としてまた老後資金として、大きなお金を作っていきたいとのこと。
銀行での定期預金と自動積立の併用
一方でAさん夫婦のマイフォーム資金の方はというと
車を1台手放したことで、毎月余力が生まれた2万円については、月1万の積み立て分と合わせて3万円にして銀行で貯金をしていくことにしました。住宅資金の目標額である200万円を目指すために銀行預金の仕組みを活用することにしました。
今度は銀行での自動積立をシュミレーションしてみました。
月30,000円 ▶ 30,000✕12=360,000 360,000✕3=1,080,000円
ボーナス各に 1回30万円を3年で180万となります。
合計 1,080,000+1,800,000=2,880,000円といった結果となりました。
尚、定期預金には、利息がついていきますので、金額は300万近くまで増えていくことでしょう。
最後に
いかがでしたか。Aさん宅をモデルに、今回はさまざまなシュミレーションをしてみました。
ひと月の家計費を見直すことから始まった、Aさん宅の住宅資金づくり。最初は家計費から生み出すことができなった30,000円といったお金ですが、銀行の窓口で手続きをしていくことで、大きなお金を育てる仕組みを作っていくことができます。
尚、金額が一定の場合の定期預金の場合は、ボーナス月に自動的に定期預金へ振り替えていくサービスもあります。
自動積立の方も自由に期間も設定できます。あなたの将来の目的に合わせて、銀行の定期預金や自動積立もフル活用していきましょう。
詳しくはこちらをご覧ください▶ 参照 一般社団法人全国銀行協会
家計の見直しをしていくことで、あなたの描く将来設計へちかづくことができそうです。
さっそくあなたもはじめてみませんか!