【貯まるお金のしくみ作り】第4章 貯め方のマイルール 10万、30万、50万、貯金へのゴールの道
先行き不透明なコロナ禍時代の中、給料は上がらないしボーナスもコロナ禍の中では期待できない…何かいい方法はないものかと考えているあなた。お金に対しての見方を少し変えてみるだけで、お金が貯まる体質になるってご存じでしたか?
【貯まるお金の仕組みづくり】貯まるお金のマイルール
お金は手元にあるとなぜかすぐに羽がはえたようにいつのまにかなくなっていきます。
つい最近1万円おろしたばかりなのに、なぜ?何を買ったのかななんて思うことありませんか?
あなたなりのマイルールで、手元のお金を少しずつまとめていきながら未来のお金の木を育てていける方法があるんです。今回はそのお金を貯めるトレーニングの仕方について解説していきます。
10万円貯めるマイルールの方法
10万円貯めるための シミュレーション
・5か月で10万円 2万円✕5か月
・10か月で10万円 1万円✕10か月
昼食を手作り弁当にしたり、コンビニに行く回数やカフェにいく回数を少なくするなどしていくことで、月1万円程度の節約が実現できます。10万円貯まるまでの方法は、あなたの日常を振り返るところからはじまっているのかもしれません。
30万円貯めるマイルール の方法
30万円 貯めるための シミュレーション
・1年で30万円 2万円✕12か月+3万円(ボーナス)✕2回
・1年6か月で30万円 1万円✕18か月+4万円(ボーナス)✕3回
30万円という金額は、まとまったお金となりますが日々のお金の使い方を少し意識してお金の使い方を見直してみましょう。
日用品や食料品の買い方を事前に計画して買い物をする習慣にしていくことでひと月1万から2万程度貯めていくことができます。
50万円貯めるマイルールの方法
50万円 貯めるための シミュレーション
50万円貯めるためのシュミレーションとなります。
・1年で50万円
2万5千円✕12か月+10万(ボーナス)✕2回
・1年6か月で50万円
2万✕18か月+ 4万(ボーナス)✕2回+6万(ボーナス)
50万円貯まると、少しだけ達成感がありますね。毎月決まった金額を積み立てることができたあなたなら、次の目標額を少しずつ上げていくこともできるでしょう。
やがて1年に100万円貯めることも可能になっていきます。あなたなりのマイルールで計画的にお金を管理していくことで、大きなお金の木を育てていくことができます。
お金のトレーニングの仕方をすると知らないうちにお金の貯まる体質になっていきます。次はそんな大切なお金についてひと月の家計状況の改善策について考えていきます。
【貯まるお金の仕組みづくり】 投資、消費、浪費のお金の分岐点
お金を投資、消費、浪費という分類分けで管理していくことで、無駄な支出を抑えていくことができます。ここで1か月の平均支出としてどんなものがあげられるのか見ていきましょう。
家計改善!ひと月の家計状況から見えること
※モデル例は手取り収入350,000円、30代後半の家族(小学生2人)となります。
1か月の収支状況 | 支出状況 |
住宅ローン | 80,000 |
車ローン | 20,000 |
電気代 | 10,000 |
電話代 | 10,000 |
スマホ代 夫・妻 | 15,000 |
ガス代 | 10,000 |
食費 | 50,000 |
日用品、衣類 | 10,000 |
教育費 習い事や塾代 子供2人 | 20,000 |
生命保険 夫 | 20,000 |
学資保険 子供2人 | 30,000 |
車の保険 夫・妻 | 20,000 |
こづかい 夫・妻 | 50,000 |
子供こづかい 2人分 | 2,000 |
347,000 |
いかがでしょう。あなたのご家庭とくらべての増減はどれぐらいあったでしょうか。気がつかないうちに収入に合わせて生活レベルを上げてしまっているとしたら…
食費や日用品の変動費だけではなく、固定費も見直していくことが必要なのではないでしょうか?
家計の管理の中で、毎月固定費となる支出の合計金額と変動費となる合計金額の内容を見直すことから家計管理は始まります。
【貯まるお金の仕組みづくり】 固定費の見直し
上記の家計内容から少しでも貯金の金額を増やすために、今すぐできる3つの軌道修正をご紹介しましょう。
3つの軌道修正で貯まる体質づくり
1.住宅ローンの見直し
住宅ローンについては、一定の条件を満たすことで、金利の低いプランに借り換えることができます。
各銀行で行っていますが、ほんのわずかな金利の差が大きな負担となっていきます。しっかりと見直していきましょう。
2.保険の見直し
生命保険、自動車保険など保険の比較サイトを利用して見直すことをオススメします。
特に生命保険については、定期付き生命保険や共済の掛け捨て生命保険にすることで保険料を安く抑えることができます。
自動車保険については年払いにして月々の負担を減らしていくことも検討していくとよいでしょう。
3.スマホのプラン変更
昨今では、さまざまなスマホの格安プランがあります。家族合計でいくらまで支払えるのか予算を立て、しっかりと見直していくようにしましょう。
まとめ
子供の成長とともに教育費がどれぐらい必要で、ボーナス時にどれだけ貯金をしていったらいいのか、子供の将来設計を立て、ボーナス各に子供の人数に合わせて貯金や投資でお金を運用していくことも必要です。
また変動費については、食費や日用品、そして教育費など、どの部分が消費で、浪費にあたる部分はどんなことにお金を使いすぎてしまっているのか、振り返ることがお金を管理していくことにつながります。
投資、消費、浪費の3つの分岐点をしっかりと管理していくことで、お金の貯まる体質となっていきお金の木を育てていくことができます。貯金へのゴールの道は、家族の未来へとつながります。