【貯まるお金のしくみ作り】第9章 目指すは1,000万!新つみたてNISA、財形、銀行自動積立での先取り貯金で仕組み作り
1000万を貯めるなんて絶対無理と思っているあなた、できないをできるに変えて、暮らし方をもう一度見つめてみませんか。毎月かならずお給料が入ってくる家庭であれば、家計の管理の仕方で1000万の貯金を作ることができます。今回は新しくなった新NISA、サラリーマンの特権となる財形について調べてみました。
令和の時代のお金の運用、基本編4選
超低金利時代の令和の時代、まとまったお金を貯めるための近道として給与からの先取り貯金をおすすめします。毎月の給料から自動的に貯まっていくしくみ作り!今回は、そんな先取り貯金の基本編から応用編まで解説していきます。
1.銀行自動積立
3万円、5万円、10万円とそれぞれ決まった金額で、未来へ向けていつのまにかに貯まっていく仕組みを作ってことができます。
最初は1万からでもいいですね。半年たてば6万円、2年たつと24万円、いつのまにかたまっていきます。最初はだけでも手軽にできる銀行の積み立て貯金からご紹介します。
毎月決まった金額をこつこつと貯金するスタイルです。
メリットとしては、手間なく自動的に給与口座から天引きされるため、知らない間にお金を貯めていくことができます。
※銀行積み立ての例
毎月3万円 | 1年で36万、3年で108万、5年で180万、8年で288万 |
毎月5万円 | 1年で60万、3年で180万、5年で300万、8年で480万 |
毎月7万円 | 1年で84万、3年で252万、5年で420万、8年で672万 |
毎月10万円 | 1年で120万、3年で360万、5年で600万、8年で960万 |
自動積立メリット
①毎月の積み立て金額に比例して着実にお金が貯まる
夫、妻とも働いている場合なら。妻のパート分から5万円先取り貯金をしてみませんか!3年で180万円、5年で300万円貯まります。
ある程度貯まったお金は、NISAなどで運用していくと、大きくお金の木を育てることができる。
②車検用、税金用、修繕用として、別々に自動積立を作ることができるので、目的型通帳として必要な金額を積立てることができる。
自動積立デメリット
①毎月の利息は期待できないので、資産運用には向いていない。
②元本は守られるため、目的に合わせて、必要な金額を貯めることに向いている。
2.NISAで運用
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です
引用元 金融庁つみたてNISA
NISAでの運用!あなたはもう初めていますか。特に2024年が大きくつみたて投資枠が増えた新つみたてNISA!
背景にあるのは、人生100年時代への対応と、価値観の変化です。個人の未来へ求めるライフブランも多様化しまさに変革の時代へきています。
出典 金融庁 新しいNISA
新しいNISAのメリット3選
金融庁 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html
- ・非課税保有期間の無期限化
- ・口座開設期間の恒久化
- ・つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- ・年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- ・非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
①年間、最大360万円まで投資枠が拡大
②つみたて投資の枠と成長投資の枠の併用ができる。
③最大1800万円の非課税保有限度額
NISAの利用条件
NISAの手続きは、最初は銀行または証券会社でNISAの口座の開設手続きが必要です。
①18才以上の一般成人が対象(日本国内に在住)
②一人につき一口座の開設
③年単位で、金融機関の変更ができる
どうでしょう。あなたも一度トライしてみませんか!少額投資非課税制度で少額からはじめることのできるNISA、2024年から新しくなった新NISA内容もしっかり調べて、あなたもトライしてみませんか!資産形成の大きな一歩となりそうです。
3.財形で資産運用
財形のメリットとは?
勤労者のメリット
財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄あわせて元利合計550万円(財形年金貯蓄のうち、郵便貯金、生命保険又は損害保険の保険料、生命共済の共済掛金、簡易保険の掛金等に係るものにあっては払込ベースで385万円)から生ずる利子等が非課税とされます。
財形年金貯蓄については、年金の支払が終るまで非課税措置が継続され、老後生活の安定に役立ちます。
賃金からの控除(天引)ですから直接銀行などへ出かける手間がはぶけ、知らず知らずに財産づくりができます。
財形持家融資を利用することができます。
財形給付金や財形基金制度を採用している企業においては、その受益者等となる資格ができます。
引用元 厚生労働省
財形積立は、勤労者にとって利子が非課税となるなど多くのメリットがあります。
長期に渡っての資産作りができる財形貯金には、一般財形貯蓄、年金財形貯蓄、財形住宅貯蓄の3つの積み立てのパターンが用意されており、会社の総務課を通して手続きが行われます。
※財形持家融資とは
財形貯蓄の残高に応じた融資を、事業主(事業主団体・福利厚生会社を含む)を通じて、長期・低利で受けることができます。
引用元 財形持家融資制度
勤労者の特権である財形制度!一般財形、年金財形、財形住宅貯蓄とありますが、その中でも財形持家融資は、長期、低利で受けられるのは魅力的です。是非制度の内容についてあなたの会社の総務課で資料などを取り寄せておくといいでしょう。また年金財形貯蓄についても詳しく調べておくと将来のライフプランにつながります。
最後に
最後に
こつこつと積み立てをしたお金はやがて家族の夢の実現へとつながります。その日を目指して今あるお金の運用の仕方を見つめてみましょう。暮らしの中のお金の運用の仕方を見直すことであなたの未来は変わります。
これからの時代を生きていく私たちにとって重要なカギを握っている資産運用!ライフプランや価値観の多様化、人生100年時代の昨今、
社会は大きく変化しています。家計管理を含めた資産形成の重要性はますます高まってことでしょう。